うどんのゆで方
うどんのゆで方は麺の太さやメニューによって、大きく異なります。ここでは、讃匠で取り扱っているうどんについて、茹で方を詳しく説明させていただいております。
(1)水の量
うどんには塩分が含まれております。
そして、うどんを茹でる際には麺に含まれている塩分がお湯に溶け出すため、
水の量が少ないと、塩辛いうどんになってしまいます。
目安としてはうどんの重さに対して10倍以上のお湯を用意すると良いでしょう。
(2)やさしくほぐす
茹で始めてから少し経つと、水を吸い始めたうどんが鍋の底から浮かんできます。
その際には、麺同士がくっつかないようにするため、箸で軽くほぐします。
麺を入れて直ぐにほぐすと、切れてしまうことがありますので、
注意してください。
(3)蓋をして、うどんを「泡」で優しく包む
麺をほぐし終わるころには、
茹り始めたうどんも浮かんできますので、なべに蓋をします。
蓋をすることによって、うどんが「蒸される」ため、
もちもちの食感になります。
この際、差し水は絶対にしないようにしましょう。また、吹きこぼれないような火加減にしてください。
(4)しばらくの間は蓋を開けません
お湯が吹きこぼれない程度の火力で茹でましょう。
お湯の温度が高く保たれることで、ふっくらと茹で上がります。
お湯の温度は98.5℃が最適です。
(5)茹で上がったうどんをよく「洗う」
うどんが茹で上がりましたら、引き揚げて、冷水で洗うことで温度を下げます。
また、表面にぬめりがついていますので、
ぬめりで水が濁らなくなるまでしっかり洗い流してください。
このような形で、ひと手間かけてうどんをゆで上げますと、
お客様にも最高の状態でうどんを提供することが出来ます。
まだ試したことがないお客様は、ぜひ一度お試しください!