6月16日
香川の讃岐うどん文化について
香川県はうどん消費量全国1位 うどんを愛してやまない県民性で知られる香川県は別名うどん県とも言われるほど、うどん消費量が断トツに多いことでも有名です。1世帯あたりのうどん年間消費量の全国平均が、6,128円に対し、同県は12,570円と、全国の2.1倍に突出しています。この数字からも県民のうどんへのこだわりが伺えます。また、うどん屋の数が多いことでも知られていますが、その多さは電柱の数よりも多いと古くから言われるほどです(実際にはそこまではありませんが)。そんな香川県ですから、当然讃岐うどんへのこだわりも強く、他県では考えられないさまざまなうどん文化が定着しています。 その一例として挙げられるのが、7月2日のうどんの日です。毎年7月2日は暦の上で半夏生となっています。これは古くから香川県の農家などが、この日に麦刈りなどで忙しかった繁忙期の労をねぎらう日として、讃岐うどんを食べた風習があり、これが現在でもうどんの日として定められるようになりました。最近では近年のうどんムーズにあやかり、毎年、さぬきうどん祭りが開催されていて、繁華街などでは、うどんの無料サービスなどがあちこちでおこなわれています。 大晦日はソバではなくうどん? 1年の締めくくりには縁起の良い年越しソバを食べるのが日本の習慣となっていますが、香川県に関しては年越しうどんを食べる家庭の方が多いと言われています。大晦日の夜になると、ソバ屋よりもうどん屋に行列が長くできるそうです。うどんのように、太く長く幸せにという願いを込めて食べるのが、香川流とのこと。また、元旦には、年明けうどんを食べるのも常識で、一年の計はうどんにあり、と言わんばかりに雑煮ではなくうどんを食べるのが主流のようです。 このほかにも、『初風呂にはうどんを食え』という風習が古くからあり、家を新築した時には、お風呂は年長者から入り、湯船でうどんを食べる習わしがあります。これは、中風せずに長く太く生きられますように、という願いが込められていて、今でも新築の風呂でうどんを食べるのが一般的です。また、引っ越しソバというのも聞きますが、これについても県民はひっこしうどんが常識です。このように、香川県では節目ごとにうどんを食べる習慣がいまだに根付いています。これほどまで、うどんを愛する県だからこそ、飛び切り美味しい讃岐うどんができるのでしょうね。弊社では、そんな最上級の讃岐うどんの卸販売をおこなっております。飲食店や小売店などへの販売やノベルティグッズなどの販売もおこなっていますので、うどんで利益拡大を目指したいと考えているオーナー様は、お気軽に問い合わせください。